虫歯治療について

◎虫歯治療へのプロローグ◎

皆様も１回くらいは経験があるのではないでしょうか？

もちろん“良く“経験されている方もいらっしゃると思います。

出来れば避けて通りたい、痛みが無くなったから治った、など理由を付けたくなりますよね？

実は私も以前はそうでした。学校から紙を受け取り、夏休み歯医者に持って行き、虫歯を削って…

いつも疑問に思うことがあっても、“行く”だけで精一杯で、その場では何も聞けない自分…

もうすぐ終わりそうな気配を感じると、もう逃げ出す勢いで出口に一直線…

歯医者嫌いだった私なので、皆様の気持ちにとっても近いと思います。

患者さまからの質問がない→緊張して聞けない！ってことも多々ありますよね？

ですから、聞けない方のためにもしっかり私から説明をし、納得されてから処置を行う事を実践しております。

一緒に歩みませんか？素敵な笑顔と美味しい食事　とても素晴らしいことだと思います。

◆◇虫歯治療のプロセス◇◆

虫歯とは菌の出す酸によって歯が溶ける状態の総称です。虫歯になると表面が凸凹（デコボコ）になるのでさらに汚れが残りさらにさらにとどんどん進行してしまいます。

進行を食い止めるために虫歯の部分だけ削り取ります。

削っただけでは凸凹ですので欠損した部分を補います。この補う所までが、いわゆる虫歯治療となります。

 虫歯もかなりの進行度合いが無いと痛みは出ません。セルフチェックのみでは限界は低く、プロフェッショナルチェックを行う事により早期発見につなげております。

 初期なほど削る量は少ないので、補う体積も少しですみますし、費用負担も軽くすみます。

◇◆処置のケース◆◇

かなり初期の虫歯

　◎そのまま経過観察・当日で補う事が出来る材料にて処置可能

初期～中期　

　◎神経がある歯　→　麻酔後削って型を取り、翌週に補います。

　◎神経が無い歯　→　麻酔使用無しで処置可能　型を取り、翌週に補います。　　

中期～重度

　◎神経がある歯　→　神経の処置の可能性大　→根管治療へ

　◎神経を残せる時　削って型を取り翌週に補います。

　　　　　　※神経が無い場合　→　根管治療へ

詰める・被せる処置では周りの色調に合わせる・型取り時精度を上げる等、材料により保険内治療か自費治療に分かれます。

 補った後は次回再度嚙み合わせのチェックを行い、確認後問題無ければ次の歯の処置へと進んでいきます。